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顎関節症とは、顎関節部にあらわれるいろいろな症状や下顎骨を動かす咀嚼筋の痛みなどの症状を総括したものです。原因は噛み合わせの異常だけではなく、くいしばりや歯ぎしり、ストレスや生活習慣などが考えられます。
症状が長期にわたると、関節自体に変形があらわれることもあります。治療は原因の除去や、スプリント療法、マッサージなどの理学療法が主体となります。
主な下顎骨を動かす筋肉(咀嚼筋)には咬筋(頬部)、側頭筋(こめかみ部)、顎二腹筋(顎の下)、内側翼突筋、外側翼突筋などがあります。これらの筋が何らかの原因で緊張し、血流が悪くなるために痛みが生じるものです。頭部や首、肩などにも痛みを伴う場合が多い。
顎を強くぶつけたりなど、外傷によって関節炎や滑膜炎を起こした状態。
関節円板が変形したり、ずれた状態になり、口が開けられなくなったり、開咬時コキッっと音がなる(クリック音)状態。
顎関節を形成する関節頭が変形し、滑膜炎など周囲組織の炎症を伴うと痛みが生じる。関節リウマチの方に多い。
歯にマウスピースのような装置をつけ、顎関節や筋肉への負担を軽減し、症状を緩和する方法です。
炎症による痛みや、筋肉の緊張が強い場合は、消炎鎮痛剤や筋弛緩剤を用いたりします。
顎を動かす訓練や、低周波治療器による筋肉の緊張緩和、筋のマッサージ療法など。
他の保存的治療で症状が改善されない場合は、関節腔内洗浄療法や関節鏡などが適応となります。
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